珈琲における焙煎についてのお話
こんばんは!今日は暑かったですね!珈琲倶楽部 田 永塚です。
本日は昨日の台風が過ぎ去りとても良い天気でしたね。
後は、先ほど広島カープが優勝!と
ついこの間宅配業者のドライバーさんが私がカープファンと思っているようで、しきりにカープの事を話してくれます(笑)。私カープ好きですが、推しファンではないのですが、、、(笑)まーでも野球は2球団を除いて大好きなので、楽しい会話なのですが(笑)
さて、本日も珈琲に関する少しだけ知識をお話しさせて頂こうかなと思っております。
焙煎についてです。
焙煎には大きく分けて2つに分かれます。
1・炭火焙煎
2・熱風焙煎
この2つになります。
この違いとは?
まず2からご紹介しますね。
熱風焙煎というのは、簡単に言えば、ガスバーナーで豆を焙煎する方法です。でも、
直ではないですよ!ガスの火によって出てくる熱風を利用して焙煎していきます。この方法が最も多いのではないかなと思います。よく個人店様にある大きいなーと思える焙煎機は大体が熱風焙煎方式を採用しています。この利点としては、少量での焙煎にも対応しておりますし、焙煎時間も早いです。味わいの特徴としては、軽いという表現は適さないかもしれませんが、あっさりとした味わいにとても有効な方法です。現在はオートメーション化も進み、機械がほとんど焙煎終わるまでしてくれるようになっております。
では、次に1の炭火焙煎についてです。
こちらはガスの力ではなくて、炭で焙煎していく方法です。時間がガスよりも掛かります。
こちらの炭火焙煎も現在はいろいろと進化をしてきており、ある程度までは機械の力で工程を進められるようになってきてはいますが、肝心な部分はやはり手動になってきます。
誤解しないでいただきたいのは、熱風焙煎の方も手動で行う工程も当然ございますので。
炭火は時間を掛けて焙煎をしていく為、豆の状態を見極める時間も重要になるため、温度計だけではなく、実際に人間の肌に感じる温度勘というのも大事になってきます。
この部分は本当職人の方の感覚となってきますが、焙煎をしていくと生豆の中に入っている水分が飛んできます。その事でパチンと本当に小さなはじける音がします。
この音を職人は見逃さずに温度をしっかりと見て感覚で温度調整を図っていきます。
炭火焙煎の特徴はコクと深みのある味わいが特徴です。
最近はめっきり聞かなくなりましたが、一時のサードウェーブ珈琲という言葉が頻繁に出ていた際に流行している豆の特徴はどちらかと言うとアッサリ系の味わいです。
先日来られた台湾のお客様も台湾の中心街にある若者が好むカフェはアッサリ系の味わいだそうです。これが現在の主流なのですかね。
ただそのお客さまもその味わいだと物足りなく、わざわざ当店を目指してご来店頂きました。
当店は炭火焙煎なので、文章自体はやはりどう書いても炭火優先的な文章になっておりますが(笑)、これは自己判断で決めて頂くしかないと思っています。
自分が飲んで、うわっ!きついわ!って思ったのであれば熱風焙煎の方が良いと思いますし、逆に他店様で軽いなーと思ったらば是非当店の珈琲をお試し頂きたいと思います。
珈琲には苦味、酸味、甘み、コクなど表現していけば様々なニュアンスがあります。
珈琲に近いのはワインと思っています。
ワインも土壌や気候などで味わいは変わってきますし、個性もあるので、人それぞれの好みがあります。
人からの評価ではなく、自分の感性でお飲み頂ければと思います。
当店の珈琲で何を飲めばよいか悩んだ場合は、是非スタッフまでお声を掛けてください。
これ!と指定は一切しません。
なので、お薦めは?と聞かれても
”ございません”とお答えします(笑)
自分の好きな味は私は分からないからお答えできないのです。
味の簡単なチャート(苦味はこっち、とか酸味はこっちなど)はお伝え致しますので、
そこから自分好みになりそうな豆を試していって頂ければと思います。
でも、その前にまず炭火焙煎が好きか?熱風の方が好みか?そこからですね。
長々となりましたが、是非自分の好きな味わいを見つけられるサポートが出来ますよう、ご来店お待ちしております。
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